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先日、ワークショップ用の腕時計のベルト量産用に、”抜き型”を作ってもらいました。
便利で価格もリーズナブルだったので、今回は抜き型の使い方と商品レビューをします。

 

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『抜き型本舗』さんに発注

”革””型”で検索してパッと目に付いたのが『抜き型本舗』さんでした。

 

まずは見積もり依頼

 

参考価格を見たところ意外と安そうだったので、早速見積もりを依頼。まずは型の形とサイズが分かる図面を送ります

図面データはPDFかJPGで。
縦横の寸法に合わせて職人さんが作ってくれるようです。

 

2パターンの見積もりを依頼しました

 

ベルト型代見積依頼

価格の見当がつかなかったので、
◆ ベルトの穴全てを開けられる型『パターン1』
◆ 外枠だけ開ける場合の『パターン2』
の2パターンで見積もりを出していただきました。

型の素材と製造方法は、
手頃な価格の『スウェーデン鋼抜き型』
長年使える丈夫な『くり抜き火造型』
の2タイプがありますが、初めてなのでとりあえず手頃な『スウェーデン鋼抜き型』に。

 

別の型で、再度見積もり依頼

 

形を2パターン出したためか、後日社長さんから電話がかかってきました。

『パターン1』は1万円以上、『パターン2』だと3,000円程度ということだったので、間をとって下のような型にしました。こちらだと4,000円台です。

ベルト型製作依頼-01

この時に社長さんが、抜き型を使うのが初めての私に、抜きやすい方法や他に必要な工具を教えてくれました。ありがたい・・( ´ ▽ ` )

その後、メールで正式な見積もり回答が届いたので、料金を振り込んで到着を待ちます

 

型の到着

納期は1週間程と聞いていたのですが、振り込んでから3日後くらいに届きました。

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梱包された抜き型と一緒に、送り状と、型で試しに抜かれた革や紙も入っていました。

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入っていたのはこんなズッシリとした型。

一品もので4,000円台なのでペラペラのクッキーの抜き型のようなものを想像していたのですが、頑丈な商品が届いてびっくり

 

たむ_笑顔

 

サイズも形も図面通りだったよ。

 

すけ_ほげ〜
コストどうなってるんだろ。
職人さんってすごい・・

 

 

型抜きの方法

型抜きの方法はいくつかあります。

 

家で手軽に抜きたい

 

↓この記事でこの後説明します。

 

大型の工具で大量に抜きたい

 

革の裁断機があります。今回の型が抜ける程度の裁断機の場合、安いもので2〜3万円程度。しかし重量が50kg前後とかなり重いです。お近くのレンタル工房や、裁断機を置いている革屋さんで借りることをお勧めします。

裁断機については、また別の記事に書きますね。

 

型抜きに使用する工具

電話で教えてもらった工具を予め用意しておいたので、早速型で抜いてみます。
こちらが使用するもの。

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◆ 使用する革
◆ 抜き型
◆ ハンマー
◆ ビニール板

※ ハンマーはこの写真のサイズだと力不足だったので大きいのを買い直しました。
※ ビニール板は、このサイズだとハンズやアマゾン等で1,000円程で売ってますし、抜き型本舗さんからも購入できます。

 

使い方

今回の型は少し大きめなので、切れていない部分が分かりやすい以下の方法をお勧めされました

 

1. 抜き型を置く

 

まず、抜き型の刃の側を上にして、テーブルの上に置きます。

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※ この時、テーブルの下に別のビニール板など保護するものを敷かないとテーブルが傷つきます。
※ テーブルは表面が硬く、ガタ付きの無いものでないと、ハンマーで叩いている最中に革がズレて失敗しやすいし、ハンマーの音が結構うるさいです。

 

2. 革を置く

 

抜き型の上に革を置きます。

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3. ビニール板を置いて叩く

 

その上にビニール板を置いて、抜き型と革とビニール板がそれぞれズレないように押さえながら、ハンマーで叩きます。

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※ この時、抜き型・革・ビニール板をそれぞれマスキングテープなどでテーブルに固定すると、ほとんどズレません。
2人いる場合は、1人にビニール板を上からギュッと押さえてもらうとズレにくいです。

 

ビニール板が透明なので、こんな風にどこが切れたかが分かります。全体が切れるまでハンマーで叩いていきましょう。

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4. 完成

 

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他の穴は?

 

ちなみに型代を節約したため、ベルトを留める穴が空いていない状態です。

他の小さな穴は、市販の革抜きポンチでトントンとあけていきました。
直線部分はカッターで切り目を入れています。

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穴を正確な位置に打てるように、レーザーカッターでアクリル製のガイドを作りました。

ポンチ

 

 

使ってみた感想

必要な時に必要なだけお家で量産できるし、これから重宝しそうです。

ただ初めての作業だったので、最初は革がズレたり1つ抜くのに力と時間がかかりました
最初の数枚は、不要になった革で練習した方がいいと思います。

また型のサイズのせいか結構ハンマーで叩く音が響くので、アパートなどに住んでいる場合は遠慮して力が入らず、なかなか抜けないかもしれません。(ビビリな私がそうでした)

その場合は、屋外やレンタル工房でやれば、気兼ねなくサクサク量産できますよ。

 

たむ_うへへ
今後も使い続けていくうちに分かったことなど報告したいと思います。

 

すけ_ほげ〜

 

今日も読んでくれてありがとー