今日はすけさんが初めての法律相談に行った時のお話。

 

市の法律無料相談はとても便利

 

マンガ3

 

先日、契約書の書面でわからない事があったので、思い切って市が実施している無料法律相談に行ってきました。

弁護士先生に30分間、無料で相談にのってもらえるサービスです。弁護士と人生で初めて触れ合うにはちょうどいいチャンスだと思います。弁護士に対する心の中のハードルが低くなったので、いざという時、必要な時に迷いなく相談にいけそうです。

すけの時は、70過ぎのおじいちゃん先生が担当で、独立したてのすけを大変心配して親身に相談にのってくれました。

 

今回は契約書の内容について、自分に不利そうな場所をみつけたけど、本を読んでもわからなかったから相談に行きました。

そこで先生に最低限、身を守るための項目を教えてもらいました。大変親身に相談に乗って下さり、30分間だけしかない中、契約書を確認する最低限のコツを7つに絞りしっかり伝えてくれましたのでシェアします。

 

契約書を確認する最低限の7つのコツ

 

平等な立場で書かれた契約書は存在しないと思え(必ずどちらかが不利!)

契約書は作成側が自分を守るために作るもの
平等でなくても法律的にOKなので、作成側が有利になるよう記載してある。だから必ず全文を熟読してから判を押す事。ケータイや賃貸の契約で契約書に判を押しなれてしまっているので、要注意!

 

「すべて」とかの表記に気を付ける、言葉尻で大きな負担の違いがでてくる。

性善説で契約書を読んではいけない。

トラブルになった時以外は契約書のお世話にならない=お世話になるときは人間関係が崩壊しているとき。言葉すべてに悪意をもって解釈してみること。

 

すみやかに、と可及的すみやかに、は指す時間が違う、読み流さない!

明確に説明できない単語はすべて辞書で調べて、意味をしっかり理解したうえで通読すること。

 

「協議」ということばは契約書を作成した人がお茶を濁しているだけ

協議の上、なんて言葉ほどあてにならないものはない。協議する前に想定できる懸念事項は書面にて明記しておくべき。

なぜなら契約書がでてくるとき=人間関係の崩壊時だから、平等な立場でフラットな精神で協議できると思うな

 

そして協議はなされない

往々にして協議という名の一方的な通告合戦が行われる。時間が必要になった場合、弱者が倒れる

 

金額・対象物・場所・日時等、書面上では可能な限り具体的に言及

想定されるべきものはすべて明快に記載する。これこそ契約書の本髄。

 

過大解釈ができそうな文言は絶対になくすこと

弁護士は過大解釈できるところを突いてくる。

 

以上、7項目を伝えきったところで相談会は時間切れになりました。あとは自分で勉強せよ!と背中を押してもらったすけでした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

 

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