Q. 竜頭が取れてしまいました・・
必要な工具
金属同士が接着出来る接着剤
プラスの精密ドライバー
どちらも100円均一にも売っています。
竜頭の付け方
まず、裏蓋のプラスネジを4箇所回して、裏ブタとベルトを取ります。
この後のトラブルを防ぐため、この状態で時計本体から出ている棒(巻針といいます)を引っ張って、時間を止めてください。長短針を12:00などにそろえると、この後針に接触する危険が減ります。
本体からムーブメント(機械部分)を、ムーブメントを抑えているパーツと一緒に取り出します。
取り出す時にムーブメントから伸びている棒を持つと、表の針が取れる原因になります。
必ずムーブメントを抑えているパーツを持って取り出すようにしてください。
上手く取った状態。
針に触れる壊れる原因になるので気をつけてください。
次に、接着剤をいらない紙などの上に少量出します。
巻針の先の竜頭を付ける部分にちょっとだけ付けます。
ほんの少しです。このくらい。
巻針はネジ切ってあるので、竜頭を時計回りに回し入れます。
これで竜頭の接着は完了です。
後は針に触れないように気をつけて元の状態に組み立ててください。
竜頭は時計回りにねじ込んでいるため、時間調整をする時に反時計回りに回すと竜頭が取れる可能性があるので気を付けてくださいね。