今日はたむがこの先のキャリアなどをもやもや〜と考えて、つらつら〜と書いてマス。
一昨日すけさんとこちらのブロガーさんの集まりに参加してきました。
▶︎BLOGGER’S TEA PARTYの告知記事
主催しているのは▶︎monographというガジェット系記事を書かれているPITE.さんと、▶︎DRESS CODE.というメンズファッションブログを運営されているFukulowさん。
お二人は会社の同僚だそうです。
他のメンバーも20代前半で会社員をしながらもプロ顔負けのブログを運営している方が多々いらっしゃって、若いのにみんな随分しっかりしてるな〜とすけさんと感心していました。
イベントは予想以上に良かったです。
初心者にもかなり親切に対応してくださり、たくさんの刺激と知識をいただきました^^
デザイナーとして感じた事
私は曲がりなりにもプロダクトデザイナーですが、直感的に感じました。
やっぱり旧式のデザイナーの概念では、彼らと勝負出来ないな、と。
まず、モノへの情熱。
今回ガジェット系のブロガーさんが多かったので、特に感じました。
あれだけモノにこだわって、購入して、必要ならチャチャっとDIYしちゃって、毎日記事を書くこと、私には出来ません。
そこまでの情熱が無い。
それから、製品化の容易性。
これはブロガーがどうのではなく、私たちを取り巻く環境が彼らに味方しているという話。
100万円する商業用の3DCADソフトと遜色ないソフトが無料で配布されていたり、その操作性もより感覚的になっている時代。
家庭用3Dプリンタは、「買ってみる」という時期を過ぎて、「お古を貰った」という話をしばしば聞きますし、格段に機能性が向上した新機種がどんどん出てきています。
私達はワークショップ用の腕時計をレーザーカッター等で作っていますが、正直それほど高い技術はいりません。
時間と根気さえあれば誰でも作れるもので、好きな人には苦労とは感じないと思います。
実感することって大切。
旧式のデザイナーはこれからは通用しないよ、なんてことは何年も前から様々なデザイン系の記事で書かれているし、普段から薄々感じてはいたけれど、一昨日は「これか!」と実感が伴いました。
自分の考えを変えるには、普段の経験から得た実感が必要なんですね。
プロデューサー的な立ち位置で。
それじゃあ、実際私に何が出来るかな・・
そう考えると、やっぱり最近活動を始めたモノづくりワークショップのようなイベントで、身の回りのものを自分で作れるよ〜っていう気付きをまず与えたり。
そういう気付きがもうある人には、こういう方法があるよって紹介したり。
他には、3DCADや3D工作機械の一般の人が使えそうな英文サイトを探して翻訳して公開したりするのも良さそう。
今は初歩的な疑問でググっても、日本語サイトでは出てこないことが多いので、拙い和訳記事でも役に立つと思います。
そういった、才能溢れるアマチュアデザイナーの卵に、デザインしやすい環境を提供することは出来るんじゃないか、と。
実際に時計づくりのワークショップをやってみて、パーツの中で最適な色や質感の組み合わせを選ぶという行為だけで、才能を感じることがよくあります。
そんな時、
「この人にもっともっと工作の知識があれば、とっても素敵なものを作りそうだな・・」なんて思います。
私はモノに対するこだわりは彼らほど無いけれど、モノを作る過程を考えたり、情報を収集して編集する作業には情熱を持てそう。
専門性を高めるために、ブログを活用出来る
ブログを書くためには自分達の興味のある分野の情報を片っ端から調べるので、ちょっとした専門家になれる。
一昨日のイベントで主催者側も仰っていました。
確かに、研究者の論文のようなもので、気軽に出来るスナック小論文というイメージ。
私のような次のキャリア形成を考えている人にとって、ブログ運営はすぐに始められるもってこいの手段だと思います。
そう考えると、私の場合雑記ブログではなくテーマを絞って毎日更新していく方が自分のためになるんだろうな。
最新情報のアップデートはやっぱり大事
思えば私の大学時代は教室に行ってさえいれば、様々なメーカーから(学生の青田買いに)来た講師陣に最新情報を提供してもらえる環境でした。
10年前の学生時代に、IOTの概念を勉強してそれを使ったサービスを考える課題があ
りました。
今まさにそのようなサービスが実現される時代に入ってきましたが、その後どんな世界になるか、想像出来るヒント的情報が学生時代のようには入ってきません。
あまりに自然なことだったから油断していたけど、今や自分から様々な人に会ってフォローしていかなければ、二次情報しか入ってこないガラパゴスな環境にいます。
そんなわけで、今後も若い発信力のある人々の集まるイベントには積極的に参加しなければ、と思いました。