ご無沙汰しています、トンカチワークスのたむです。
今日は私の体験談を交えながら、自転車で結構色々な体験が出来るよ、ということを書いてみました。
その日の気分とその日の自転車
ちょっと外の風を感じたい時に、サンダル姿で河川敷をふらふらしたり。どこか遠くに逃避したい時は、車や電車に自転車を乗せて行ったり。ちょっとヤンチャなことをしたい時も、自転車を使った魅力的なアクティビティがたくさん。
買い替えやレンタルを利用しながら、その時の気分に合わせて色んなタイプの自転車で充実した時間が過ごせます。
マウンテンバイク
小さな頃は外に出ると一輪車にばかり乗っていました。一輪車は足の動きや重心移動で機敏に操れるので、少しだけ自分が拡張されたような気分になれます。マウンテンバイクは、そんな一輪車に乗る感覚に似ている気がします。
街中や広場で楽しんだり
私の今の愛車は初級者向けのMTB。前輪を浮かせて走るウィリーという技をやってみたくて購入しました。そういう技はちょっとした広場で出来るので、家の近所でも気軽に楽しめます。それ以外にも、街中の段差や階段を駆け下りたり、狭い道をハンドルを細かく操作して通ったりするのも気持ちいい。
スキー場を駆け下りたり
“ふじてんリゾート”公式ウェブページより
MTBと言えば、サスペンション(バネ)や太いタイヤがチャームポイント。せっかくならそれを駆使してデコボコした林の中なんかを飛び跳ねながら走りたいところ。都会に住んでいたりするとなかなかそんな場所が無いのですが、そんな時も楽しめるMTB専用フィールドが全国各地にあります。
もう何年か前になりますが、私たちは自分の自転車を持参して、冬はスキー場・夏はMTBフィールドになる”ふじてんリゾート”に行きました。こちらは自転車やプロテクターを貸してくれるので、MTBを持っていなくても大丈夫◎
こちら以外にもスキー場が夏場にMTBフィールドになるケースは結構あるみたいです。木や岩などの障害物を避けながら雪の無いゲレンデを駆け下りる遊び、スキーやスノーボードが好きな人はハマると思います。
自転車と一緒の旅
初めて自転車と旅らしいことをしたのは大学時代。千葉から実家のある神奈川までママチャリで帰省した時です。
ディズニーリゾートの前や渋谷のスクランブル交差点を通過した時に、普段電車で降り立っていた場所も、ひと続きの道の上にあるんだ…と実感して、感動した覚えがあります。
そして、ひと続きだから、時間さえあればどこまでも自転車で行けるんだなぁと思いました。
電車でフェリーで飛行機で。海も越えられる、輪行
“東京都神津島村 写真素材集”より
ひと続きの道の上…と書きましたが、そうでなくても自転車を連れて行けます。自転車は輪行袋に入れれば電車やバス、フェリーや飛行機など公共交通機関が使えるため、場合によっては海も越えられます。(輪行可能かどうかは各運輸会社によって違うので要確認)
私も以前、伊豆諸島の神津島に行った時に、東海汽船のフェリーで輪行しました。自転車で一周出来るサイズの島を選んで輪行すると、島を隈無く散策出来ます。愛車との旅って、とても楽しいものです。
海を越えずとも、輪行を利用して行楽地だけ自転車でのんびり周るとか。海抜の高いところまで電車で行って、自転車で駆け下りるとか。美味しいところだけ自転車に乗れるって最高です。
輪行のことも先ほど貼ったリンクに少し書いたので、興味がある方は覗いてみてください。
サイクリングイベント
“市民・自転車フォーラム”ウェブページより
自分たちで旅を計画するのも楽しいものですが、全国各地でおこなわれているサイクリングイベントに参加するのも楽しい。ただ走るだけでなく、地元のご当地グルメを食べ歩く(食べ走る)など、楽しい企画付きのものもあります。普段自転車で通れない道を始め、イベントで整備されているからこそストレスなく爽快に走れます。
達成感を得るために
自転車にのめり込んでいくと、ただ楽しむ、だけでは飽き足らなくなるのが人間というもののようです。達成感を得るために、ストイックに日々練習を積んで、数少ないレースに賭ける人々もいます。
ひたすら前に前に、ヒルクライム
“FUNRiDE”ウェブページより
私たちもどうにか人間の端くれでして、ちょっとした達成感を得ようと、一度ヒルクライムという坂を登るレースに参加したことがあります。富士山の5合目まで登る、富士ヒルクライムという大きなイベントです。
レースと言っても、ヒルクライムなら平地のスピードレースのように大怪我をするような可能性も低いし、素人でも十分登りきれるような時間制限に設定されているため、気軽に参加できることが多いです。
意外とエネルギーを消費するため、用意してきたスポーツ羊羹やらカロリーメイトやらの食事を頬張りながら、なんとかペダルを回してゴール。ゴール後は立っていられない位消耗していて、全て出し切った爽快感がありました。最後に登ってきた坂を猛スピードで駆け下りるのがめちゃくちゃ気持ちいい。
仲間と一緒に参加したいイベント
とは言っても、普段運動する機会が少ない社会人に、長時間のレースはきついものがあります。仕事にも影響してしまうし、もっと気軽に楽しめるイベントに参加したいところ。
シクロクロス
“CYCLE SPORTS.jp”ウェブページより
例えばシクロクロスは、なんでもありみたいなレース。泥んこになってぬかるみを走ったり、走行出来ない場所はもう、自転車を担いでしまえ、という。上の写真はガチのレースですが、障害物競争のように楽しむゆるいイベントも開催されています。一台の自転車で、仲間と代わり番こに走るようなタイプもあります。自転車がバトン代わりのリレーみたいで面白い。私も次はこれに出たいな。
追記:先日とってもゆるいシクロクロスイベントに参加しました!
最後に。
そんなこんなで色んな遊び方がある自転車。まだまだヤンチャな遊びもしたいですが、私もそろそろいい歳なので、今後はポタリングメインでのんびりと自転車ライフを過ごすのかなぁと思います。
それを踏まえて購入したのが、輪行やポタリングがしやすいシクロクロスフレーム。パーツは大分揃っているのですが、配色などに悩み出すとなかなか進まない。そういう工程も楽しみながら、のんびり組み立てていきたいと思っています。
今日も読んでくれてありがとう!
みなさんも、今後とも楽しい自転車ライフを!