トンカチワークスのブログへようこそ!
管理人のたむです!
今日は夏の「ふじてんリゾート」と「輪行」のことを書きました。特にマウンテンバイクでダウンヒルを楽しめる「ふじてんリゾート」は必要なものは全てレンタルできるので、初めての人にもこの記事で関心を持ってもらえたらなーと思います^^
旅のテーマは、『マウンテンバイク』
絵日記に2年前に行った時の旅程が残っていました。輪行(絵日記の右下)で河口湖に向かい、そこでキャンプ(中央上)をしてからふじてんリゾート(左下)でゴールです。
ふじてんリゾートって?
富士山の麓にある「ふじてんリゾート」は、冬はスキー場、夏はマウンテンバイク用のフィールドになる施設です。スキー場が夏場にマウンテンバイクフィールドになるというのは珍しい話ではないようで、二毛作的な経営をしているところは多いみたいです。
公式サイトより
ただ、2人ともマウンテンバイクを持っているし、せっかくならそれを使いたい!そう思って、それぞれの愛車を持って輪行をすることにしました。他にも道中キャンプをしたり、寄り道も色々しています。
道中の記事を飛ばしたい方はこちら。
ふじてんリゾートまでジャンプ!
輪行って?
ロードレーサーなどに乗らない人には馴染みが無いかもしれない輪行。休日に電車でやけに大きな、形のハッキリとしない荷物を持っている人を見たことはありませんか?あれが自転車ツーリストには欠かせない輪行バッグです。
タイヤなどの一部のパーツを解体して専用の袋に入れれば、鉄道・バス・フェリー・飛行機等に載せて運ぶことが出来る(例外もあるそう)ので、遠い距離を自分でこがなくて済みます。
こんな風に輪行するよ
まずは地元の駅で解体作業。ロードレーサーやMTBなどの自転車は、簡単にタイヤが外せる仕組みになっているので慣れれば簡単です。
輪行バッグを被せるとこんな感じ。ここまでの作業は15分くらい。輪行バッグには、私たちの持っているもののように自転車を180度上下ひっくり返して入れるタイプもあれば、90度倒して入れるタイプもあります。
都市部では他の乗客に迷惑になるので、車両の先頭か最後方に載せるのがマナー。みんなそうするので、大概電車の中で他の輪行仲間に出くわしますよ^^
都内を出ると大分空いてきます。山梨県の大月駅から出ている富士山急行は特に快適でした!
山梨といえばほうとう!
ふじてんリゾート、正直輪行して行く人は・・滅多にいません。その理由は後ほど。一応、最寄駅は河口湖駅になっています。
駅前にほうとう不動があるので、まずほうとうで山梨に来たことを実感!
河口湖畔でキャンプ
目的地へ行く前に、ちょっと寄り道。駅から河口湖まではすぐ。河口湖周囲をサイクリングした後、湖畔のキャンプサイトに一泊しました。目の前は河口湖。
林の中の「ニューブリッジキャンプ場」。とっても気持ちいいです。
こんな小さなテントに2人でギュウギュウ詰めになって泊まりました。輪行でバックパックで手軽に行こうと思うと、このくらいのテントが限界だと思います。値段が張る軽いテントだともうちょっと大きいのも運べるかな。
いざ富士山へ!
閑話休題、翌日目的地のふじてんリゾートがある富士山に向かいます。
キャンプ場から15kmか20kmくらいですが、富士山の麓なので坂だらけ。最後の5kmはめちゃくちゃしんどかった。。しかもロードバイクではなくMTBで来てしまったのだから。
もうだめ
しかしなんとか目的の『ふじてんリゾート』に到着しました。苦労した分だけ喜びもひとしお。
雪の無いスキー場を満喫!
ふじてんリゾートでは、自分にあったサイズ・スペックのマウンテンバイクをレンタルすることができます。
私たちは輪行してわざわざ来たので、自分たちの自転車を使う気満々でした・・が、自分たちが持って行ったマウンテンバイクは入門用で、ガッタガタ道を降りた頃にはスクラップになるよ〜とのこと。な、なんてこった。。他の来場者を見ると、自慢のカスタムマウンテンバイクを車で持ってきています。そりゃそうだよね・・
スタッフさんにも、「輪行してきたなんて聞いたことが無い・・」と言われる始末。確かに、ギリギリ輪行して来れる入門MTBでは富士山降りには心許ないし、かといってガチMTBでヒルクライムなんてしてたらふじてんリゾートで楽しむ体力が残りません。
そんな訳なので、フィールドで前後にサスペンション(バネ)のついたものをレンタルしました。
リフトにその自転車を乗せて更に上へ。リフトはスキー場で利用されているものに、自転車を乗せられるパーツが付いています。
こける頻度は人によりますが、スキースノボと同じくらい。頭や膝や肘にプロテクターを付けて万全の状態で挑みます。プロテクターもレンタルがありますよ。
頂上に着いたら、駆け下りる!
この写真の先にはでっかい落とし穴(凹み)があって、はまってコケている人がいました。雪の中のスキー場を知っているだけに、別の形であるあるが見れて面白いです。
芝生が広がる道もあれば、林の中を通る狭い道もあります。林の中は、冬のスキー場では雪深くて気付きませんが、結構気の根っこがボコボコしていて走りづらい。でも前後のサスペンションが補助してくれて、ボインボインと進むのがとても気持ちいいです。
公式サイトより
ちょっとした段差もサスペンションが吸収してくれるので気持ち良い!
あと、上級者の練習を見るのも楽しい。もちろん自信のある方はこちらのコースも楽しんでください!
公式サイトより
ふじてんリゾートについてもっと詳しく知りたい方は公式サイトへ!
▶︎夏のふじてんリゾート
帰りはノンストップ下り坂。
楽しかった時間もいずれ終わります・・そろそろ帰る時間です。行きが苦しかった分、帰りは駅までほぼずーっと下りです。
さよなら富士山〜
まとめ
「ふじてんリゾート」と「輪行」の組み合わせは、自転車繋がりというだけで効率は悪い。でも、効率を求めない人には達成感が大きいのでお薦めです!
「ふじてんリゾート」も「輪行」もとっても楽しいので、是非体験してみてください!
では、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!