“Cafe GROVE”は、都会の無機質な生活に嫌気がさした時にふらっと行きたくなるカフェ。JR内房線佐貫町駅の近くの、すぐ裏が海というロケーションにあります。
高速を使えば都内から車で2時間程の場所なので、半日空いた日があればドライブ・森林浴・海の景色と併せて楽しめます。
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カフェまで続くのどかな景色
海の近くですが、カフェまでの道はあまり海を感じさせません。
佐貫町駅辺りから続く広い田んぼ道から脇へ入ると、綺麗に丘に囲まれ、その景観だけが箱庭のように切り取られたような素敵な空間が現れます。
出迎えてくれるのは牧場の数頭の牛。
そこから狭い小道に入ります。
時々現れる”cafe GROVE”の小さい看板を頼りにくねくねと曲がっていくと辿り着くのが、木々の中に立つカフェです。
お店の入り口手前には駐車場があります。
到着して車のドアを開けて一呼吸すると、森と海が混じったような、密度の濃い自然の匂いが体の中に入ってきました。
木々の中のカフェ
屋内と屋外との境目が曖昧な店構え。キッチンの近くの席でも自然が満喫できます。
居心地が良く、木々の中に吸い込まれそう。
テラスからは蔵のような建物が見えるのですが、その中は小さな画廊になっていました。
こちらの画廊には、オーナーさんのお母様が描かれた大きくて美しい日本画が飾られています。ここに来るまでに通った風景が描かれた絵もあって、なんだか嬉しくなってしまいました。
裏手には川が流れています。
この土地は、元々キャンプなどに使われていたそうです。今はキャンプ場ではありませんが、キャンプの翌朝、早起きしてこちらのカフェでコーヒーが飲めたら最高でしょうね。
裏手の海
カフェの向こうに続く、草木が生い茂った道をくぐるように抜けると、そこは静かな海。
波の音以外何も聞こえず静かすぎるくらいですが、遠く対岸に三浦半島や富士山が見える景色をずっと眺めていたくなります。日暮れ時は特に綺麗。
冬は特に哀愁が漂います。しばしの間、世界に自分ひとりだけが立っているような気持ちになって放心していると、日々気付かぬうちに立っていた心の中の波風が静まるのを感じました。
メニュー
飲み物と焼き菓子の他に、カレーなどご飯のメニューが少しあります。
私のオススメはキッシュとマフィン、それに味わい深いハーブティー。他の飲み物や焼き菓子もとっても美味しいです。ランチタイムから営業していますが、個人的にはティータイムメニューがオススメ。普段はお昼を食べてから家を出るか、近くでお昼を食べてからこちらに来ることが多いです。
近くの食事処
カフェグローブから南に10kmほど下ると、『かなや』や『ばんや』など有名な漁師料理のお店があります。少し贅沢がしたければ、おやつ時にカフェ、お昼や夜は海鮮、というのもオススメです。
『ばんや』の料理が少しだけ出てくる記事です。↓
お店の情報
お店 | Cafe GROVE |
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住所 | 〒293-0057 千葉県富津市亀田1237 |
最寄駅 | JR内房線 佐貫町駅 (徒歩20分程度) |
電話 | 0439-66-0936 |
定休日 | 火・水曜日、他臨時休業有り |
営業時間 | 11:00〜17:00 (季節や曜日によって変わります) |
HP | https://cafe-grove.space/ |
メニュー | |
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コーヒー・カフェラテ・ハーブティーなど | ¥600前後 |
マフィン・ケーキ類 | ¥450前後 |
カレーなど軽食類 | ¥1,000前後 |
※上の情報は、2018年10月現在のものです
おわりに
帰り際に、「来て良かったな…」と思うカフェは多いけれど、季節が変わるごとにふと思い出して行きたくなるカフェはそう多くはありません。その中でも、思い立ったら着の身着のままふらっと出かけてしまえるカフェとなると、尚のこと。私にとって、Cafe GROVEはそんなカフェです。
どの季節も味わいのある場所です。夏に訪れた時の記録もあるので、良かったら覗いていってください^^
こちらの房総カフェもオススメ
都心からもう少し近いカフェをお探しなら、千葉県市原市の「Cafeのっぽ141」もオススメです。
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