先に逗子に引っ越してきた先輩方の経験談を聞いていると、「引っ越してからすぐは海に夢中になり、少し慣れてくると山に目が行く」という話がよく出てきます。
私たちも海から山に向かう時期に入ったようで、年明けから近くのハイキングコースを散策するようになりました。
逗子は都心から1時間ほどで来られる割に海や山があって自然が豊か…引っ越す前や実際に暮らしてみてそう感じてはいたのですが、更に一歩山に踏み込むとそのポテンシャルに驚かされました。
背の高いたくさんの木々とその間から差し込む太陽の光。周囲からは小鳥やリスなどの声が聞こえてきます。
山から見下ろす海は、浜辺から見る海とはまた違って綺麗。その上コースも整備されているので、快適に山歩きが楽しめます。
今日は私たちがよくお散歩する近所のハイキングコースの様子を、ちょっぴり紹介します。
逗子葉山駅近くの登山口から
私たちがよく使うのは逗子葉山駅から10分ほどの住宅地の中にある登山口。ここから、一旦山の中腹にある住宅街まで登ります。
今回のルートの中で、この中腹までの道が一番歩き辛いかもしれません。でもゆっくり歩けば大丈夫。
この他にもいくつか登山口があって、散策するたびに新しい道が発見出来るのも楽しい山です^^
葉桜団地からの海と江ノ島
山の中腹にある、葉桜団地からの眺望。
この辺は桜山という地名だけあって、桜の木がちらほらと植わっています。
桜のシーズンは特に綺麗。
靄の向こうに小さく見えるくじらみたいな島は江ノ島。
天気の良い日はその左あたりに富士山も見えます。
こちらは桜山団地から少しだけハイキングコースを登ったところ。ここからは逗子一帯の景色が見渡せます。
私はここからの景色が大好きなのですが、何故か写真には納めていなかったようで…今度撮ったら追加しておこうと思います。
この少し先に行くと、第一古墳が見えてきます。
古墳の写真も撮っていなかったのですが、第一古墳は最近整備されて古墳の形状がわかりやすくなっていました。
木漏れ日の中を進む
10分ほど木漏れ日の森の中を進むと、ピクニックをすると気持ち良さそうな第二古墳に到着。
ここでちょっと休憩。
こちらでも、逗子の海や江ノ島、天気の良い日はその後ろに富士山も見えます。晴れた日の午前中なんかは、くっきりとした富士山が見える確率が高いです。
江ノ島の左上に見える雲みたいなのが、富士山の積雪。肉眼だとくっきり。
ここからはほとんど下りです。
更に進むと、見知らぬ場所へ誘うような、木々のトンネル。
個人的には、このトンネルがこのお散歩コースのクライマックス。
蘆花記念公園
麓から中腹にかけて、蘆花記念公園という公園や郷土資料館が点在するエリアがあります。
こちらは郷土資料館の裏側。
ここまで、山の登りから下りまでの時間は、30分〜1時間程です。
山の麓は逗子海岸
山を降りると、古びた意匠の赤い橋「富士見橋」があります。その富士見橋を渡った辺りから、この日歩いた桜山を見上げた写真。
高いところでも100mくらいの、低い山です。
すぐそこは逗子海岸。
逗子海岸は6月中旬〜9月始め頃にかけては賑やかですが、オフシーズンに訪れるのは地元の方が多く、アットホームな雰囲気。のんびり砂浜をお散歩して帰るのも楽しいです。
ハイキングコース「長柄桜山古墳回廊」の紹介
今回紹介した辺りは「長柄桜山古墳回廊」という名前のハイキングコースとしても知られています。
今回のお散歩コースが気になった方は、下の逗子市が発行しているマップなどを参考に散策してみてくださいね。
※今回のコースはこのマップのルートとは反対回り・半分くらい地図と違う道を通っています
ハイキングに適したシーズン
ちなみにこちらの山登りに適している時期は、暑さが和らいだ10月〜4月頃かな、と思います。特に山の中腹までの道が獣道に近いので、5月の暑くなってきた頃に登ったらダニに噛まれてしまって、しばらく痒かったです。
他にオススメのハイキングコース
今回のハイキングコースには海が見えるスポットがいくつかありました。
このコース以外にも、海が見えるハイキングコースが近くにいくつかあります。山からの海の眺望が目当ての方には、鎌倉方面にある披露山のハイキングコースなどがオススメです。気軽に登れて木々の間から綺麗な海が眺められます。
おわりに
今日は逗子駅や京急逗子葉山駅から近い長柄桜山古墳回廊コース周辺のお散歩ルートを紹介しました。
他にも逗子やその周辺にはたくさんのハイキングコースがあるので、また機会があったら紹介していきたいと思います。
今日も読んでくれてありがとう!