こんにちは、手帳好きの主婦/デザイナーのたむです^^
私は5年程前から、市販の手帳を使う代わりに自作の手帳を使っています。
これまで自作手帳用に、糸綴じノートやリングノートなど色々なノートを使ってきました。
その中で、一冊のノートに手帳の機能を詰め込むことを考えるとルーズリーフが一番便利だと感じています。
ノートで作る手帳やシステム手帳と比較します
今日は、今まで手帳として使ってきた「糸綴じノート」「リングノート」「システム手帳」と比べた時に、ルーズリーフを使って感じているメリットやデメリットなどを紹介したいと思います。
※全てA5サイズでの比較になります。
ルーズリーフで手帳を作るメリット
① ページの差し替えができる
昨年リングノートからルーズリーフに自作手帳を変更した一番の理由は、ページの差し替えがしたかったからです。
複数のカテゴリーでページを分けられる
手帳と言っても人によって用途は様々ですが、手帳を活用する場面が増えてくると、カテゴリーごとにページを分けないと管理が難しくなってきます。
普通のノートでも前からと後ろからの両方から使っていくと2種類まではカテゴリー分けが出来ますが、3種類以上に分けたい時はルーズリーフやシステム手帳のような差し替えが出来るバインダー式の方が便利です。
好きな用紙を使える
ノートだと表紙は気に入っても中の用紙の書き心地がイマイチ…ということもありますが、ルーズリーフのようなバインダー式だと、好きなバインダーと中のリフィルを組み合わせることができます。
専用の穴あけパンチがあれば、クラフト紙や色画用紙などをリフィルにすることも出来ます。
▲ 私がA5サイズ用に使っている穴あけパンチ
フォーマットを印刷して使える
普通のノートだと、手書きで枠を書く場合に時間がかかりますが、ルーズリーフはフォーマットを印刷できるので、一度データを作れば何度も活用できて時短になります。
無料でダウンロードできるフォーマットがたくさんある
自分で作るのが面倒な場合も、ネットを探せば無料・有料のリフィルデータがたくさんあるので、自分の用途に近いものが見つかるかもしれません。
ちなみに私は手書きの時のフォーマットを踏襲したオリジナルのリフィルを作って使っています。
作ったリフィルデータ(A5サイズ推奨)はブログでシェアしているので、使えそうでしたら下の記事からどうそ^^
市販の手帳用リフィルもある
また、市販品でフォーマットが印刷されたリフィルも売っています。
例えば無印良品には、日付フリーの月間カレンダーや家計簿があります。
他にも、アルバム台紙やカードポケットといったリフィルもあるので、無印良品のA5ルーズリーフだけで、システム手帳のようにカスタム手帳を作ることもできるのでおすすめです。
必要なリフィルだけ持ち歩ける
バインダーを自宅や職場に保管しておくものと持ち運ぶものとを用意すれば、必要なリフィルを都度差し替えてコンパクトに持ち運ぶことができます。
保管用はリング径の大きなバインダー、持ち運びにはリング径が小さく薄い、持ち歩きに適したバインダーにすると便利です。
リフィルの差し替えで、定期的に頭の中の情報も整理される
リフィルを差し替える度に情報を振り返れるので、頭の中が整理されます。
糸綴じノートの場合は振り返りのタイミングを決めておかないと書きっぱなしでなかなか振り返る時間がとれませんが、ルーズリーフにしてからは書いた内容を振り返ることが多くなりました。
ミスしても捨てればいいから気軽に書ける
気持ちの面で変わった部分は、書き損じをしても別のリフィルに書き直せばいいので、失敗が怖くなくなったところかもしれません。
② システム手帳より書きやすい
ルーズリーフに変える前にシステム手帳も検討したのですが、書き込みがしづらいところが私の使い方に合っていませんでした。
スケジュール管理もメモも一冊で済ます場合、外出時や急用の時に素早く書き込みたいですよね。
システム手帳は全般的にリング径が大きかったり、バインダーがゴテゴテしていたり。
ルーズリーフも糸綴じノートに比べるとリングが邪魔で少し書きづらくはあるのですが、リング径が小さいものや部分的にリングがついていないタイプ(例えば下の製品)などを選べばそれほど糸綴じノートと遜色はありません。
外出先で使うなら、糸綴じノートより書きやすいタイプも。
こちらのバインダーのように、書き込むリフィルを表にしたまま折り畳んで書けるタイプもあります。
このタイプだと、電車の中や机の無い場面では糸綴じノートよりも書きやすいです。
ルーズリーフの書きやすさや書きやすくするための工夫は、リングノートと似ています。
下記の記事も参考にしてみてください。
③ リフィルをバインダーから外して書ける
更に書きやすい
上のようにリフィルをバインダーに挟んだままでも割と書きやすいのですが、字を綺麗に書きたい時などは、リフィルを外すともっと書きやすくなります。
フレッシュな気持ちで書ける
もう一つリフィルを外して書くメリットとして、情報を遮断して書けるという点があります。
例えば、旅先に行くと新しいアイディアが湧いたり、家でなくカフェで手帳をつけるとするすると文章が出てきたりした経験はありませんか?
場所を変えるとリフレッシュ出来るのと同じように、いつもと違うノートを使ったり、リフィルを手帳から切り離した状態で書くと、いつもよりフレッシュな気持ちで書くことができます。
私自身、気が散りやすい性格なので、1つのページに書いているうちに他のページにも色々書きたい情報が出てきて注意散漫になることがありますが、リフィルを外して書くとそのページに集中することが出来ます。
その他のメリット
コンパクトで持ち歩きやすい
システム手帳に比べて、ルーズリーフバインダーは表紙が中のリフィルと同じくらいのサイズのものも多く、普通のノート感覚で持ち運べます。
ルーズリーフで手帳を作る時に気をつけること
自作手帳をルーズリーフにすると便利な面が多いですが、いくつか気をつける点もあります。
自由に出来ることが多すぎて使い方に迷う
ページを付け足したり入れ替えたりが出来るのでノートよりもかなり融通が効くのですが、自由に使いすぎると手帳のシステムが複雑になってしまうことがあります。
情報がどこに行ったか・どこに書けばいいか分からなくなる
リフィルを自由に移動させたり色々なカテゴリーに分けられる反面、やりすぎると書いたメモやタスクがどこに行ったか分からなくなったり、どこに情報を書けばいいのか分からなくなってしまいます。
使い終わったリフィルの処理に悩む
普通のノートの場合はノート単位で捨てる・捨てないを判断すれば済みますが、ルーズリーフになると廃棄や処理にノート以上に悩むことになります。
こういった点から、ノートの自作手帳以上にルーズリーフでの自作手帳は使う目的をはっきりさせたり、マイルールを決めることが大切になってきます。
自作手帳を使いやすくするヒント
自作手帳を使っていてシステムが複雑になってしまった場合は、公式のバレットジャーナル(ノート術)の考え方などがシンプル化するためのヒントになると思います。
私も手帳全体のシステムは、公式のバレットジャーナルの考え方を応用しています。
その他のデメリット
穴が多い・穴が大きい
例えばA5サイズだと穴が20個空いていますし、穴のサイズもリングノートのものより大きめ。
なので、ミニマムデザインが好きな人には気が散る要素になります。
また、綺麗にデコレーションしたりコラージュすることにこだわりたい場合は、糸綴じノートやシステム手帳の方がおすすめです。
お洒落なルーズリーフバインダーが少ない
本革などお洒落で高級感のあるバインダーが多いシステム手帳に比べると、ルーズリーフはプラスチック製のリーズナブルなものが多く、大人も使いやすいタイプは少ないです。
お洒落なバインダーも年々増えてきています
ただ最近は市販のルーズリーフ手帳なども出てきていて、どんどん高級感のあるバインダーも増えてきています。
例えば今私が使っているルーズリーフバインダー(A5サイズ)はリーズナブルですが大人も使いやすいシックなデザインなのでおすすめです。
まとめ
ここまで、手帳を普通のノートからルーズリーフに変えてみて良かったこと・使いづらいことを紹介しました。
細々した部分まで感想を書きましたが、最後に要点をまとめておきます。
ルーズリーフはリフィルの差し替えが出来て、手帳を自作する時の自由度が高い
しかも、システム手帳よりずっと書き込みがしやすい
ただし、全体のルールを決めておかないとページが増えていった時に管理が大変になるので注意
おわりに
長くなりましたが今日はここまで。
実は今現在は手帳の機能を見直して、ルーズリーフを含め5つほど手帳(ノート)に分けて活用しています。
持ち歩くメインの手帳はルーズリーフで、他は基本的に家で使う手帳(家用のルーズリーフや糸綴じノート、システム手帳)です。
今後は手帳を複数に分ける時の感想や注意点なども記事にしていきたいと思っています。
今日も読んでくれてありがとう!
また遊びに来てね♪
バレットジャーナルの
\ まとめ記事もあります! /